平常の網が切れたときの緊急物資
災害のドローンが引き継ぐのは、切れた道と、混んだ空と、しばしば死んだ無線である。運べるのは急ぐ数キログラムで、第二のインフラではない。
すでに切れているもの
道が寸断され、空港が閉じ、電話網が落ちたとき、ドローンは、届きにくいだけの平常運航を引き継がない。自機の航法も無線も充電も地図も、傷んでいる場所を引き継ぐ。余震は、先月測った着陸点を動かす。車の代替だった橋が、今飛ぶ理由であり、人が集まっている場所でもあり得る。ドローン隊の電池と発電機の燃料は、診療所や避難所の電力と競合する。生きた携帯網、開いた校庭、満充電の組を前提にする計画は、表紙に災害と書いただけの好天の計画である。
積むリストは短く、その日より前に合意する。名指しの薬、水処理の品、無線の部品、弁の鍵のほうが、小型機に載らん救援物資の一般募集より役に立つ。体育館が拠点でも、重さ、かさ、保冷は残る。トンを動かすのはヘリと船である。ドローンが飛ぶとしても、動かすのは、もっと大きい配送の鍵になるキログラムである。箱に入らない寄贈のトラックを、初日の午後ずっと断ることにならないよう、その限界を協定へ書く。善意は搭載計画ではない。孤立した診療所が要るのは、リストの品であって、象徴の小包ではない。
空域は救助機で埋まる
救助ヘリ、軍の航空機、報道機、善意のドローンが、同じ低い空を使おうとする。ドローンは地形を背景に小さく、ホイスト中の乗員には、見えない機体と交渉する時間がない。安全な初期値は、ドローンが譲り、降りる、または上がらないことである。国土交通省が公表している災害時の案内は、有人機と無人機が多数飛ぶと見込まれるときは、現地の災害対策本部を通じて、飛ぶ時刻と場所を調整するのが望ましい、としている。その一文が運航である。航空法の緊急の規定は、救助がすでに使う空で即興してよい招待ではない。
一時的な制限と緊急用務空域は、救助そのものを成り立たせるために在る。荷物が急いで感じられるからと入るのは、第二の緊急を始めるやり方である。旅客機に閉じた空港が、その地域でいちばん忙しいヘリの駐機かもしれない。閉鎖は、空いている空ではない。私は、見た目の空きに飛ばさない。有人機が近くに報じられたとき、誰が発進を取り消す権限を持つかを、隊の中で決めておく。その人は、すでに進入へ入った操縦者であるべきではなく、公衆の携帯網が無くても着陸指示が聞こえる必要がある。本部が聞こえないと、場の天気がよくても、調整はできていない。
静かな火曜に結ぶ協定
最悪の日に動く飛行は、静かな火曜に用意する。運航者、機体、品目、発進と受取の地点、コールサインを、県、市町村、病院、すでに空に出ている機関と合意する。地点は、ヘリの机が読める座標で渡す。私的な地図のピンでは渡さない。周波数と電話の樹は、壊れ方が違う。両方を書き、両方とも沈黙したときの規則も書く。通信断の機体がホイスト地点を横切って帰るのは、計画の欠陥である。帰路、待機、不時着の場所は、往路と同じ協定に入れる。
民生機を持つボランティアは、電話が死んだ日に足せる余力ではない。周波数の計画も、保険も、ホイストがどこで動いているかの絵も、共有していない。観察に使うなら、任務と境界と、本部で止められる人が要る。物資は、カメラより狭い集合である。両方を混ぜた口頭の了解は、地図の飛行が、許可されていない補給路へ出る道である。事前の協定は、何を断るかの決定でもある。先に書いた明確な拒否のほうが、死にかけの無線で叫ぶ危険な承諾より、まだ優しい。
補完であって、万能ではない
ドローンは港を開かず、滑走路を戻さず、ヘリのように担架を運ばない。道を壊した天気の全部では飛べない。嵐は地上経路が死んだ理由であることが多く、ドローンの限界の上であることも多い。機体は、船、トラック、歩く人、有人機への補完として扱う。最初の押しのあと、まだ要るのか、修理へ戻るべき空域と技能者を押さえているのかを問う。立ち下げの基準は、発進の基準と同じ頁にある。開始しか書かない運航は、役が終わったあとも居座り、邪魔になる。
成功した一投は、機体が箱に残った日より、世間を遠くまで走る。それでも記録は残す。依頼、拒否、飛行、失敗、引き渡し。理由も付ける。次の協定は、その記録から作る。実証だけを覚えている自治体は、次の地震が夜、雨、中継器の故障と一緒に来たとき、間違ったものを頼む。能力と同じ文で、限界を報告する。機体は、空と本部が許すときの、急ぐ数キログラムの道具である。道が無くなったから孤立集落を空で養う、という約束ではない。
- MLIT note on unmanned aircraft in disasters
有人機と無人機が多数見込まれるときは、現地災害対策本部を通じて飛行の日時と場所を調整するのが望ましい、とする。緊急は無調整の意味ではない。